巨大人食いワニが牛耳るウガンダ

ウガンダ共和国は東アフリカに属する国家で

赤道直下に位置し、アフリカ大陸では

治安がそこまで悪くはない国である。

 

アフリカ大陸の中でエイズに対する

対策が効果を上げており、ムセベニ政権が

引き金となって世界中の研究者が集まり、

HIVの感染率を抑えることに成功した。

 

現在では民主化が進んで、政情も落ち着いて

いるウガンダが実は命の保証ができない国と

なっている。それは人食い巨大鰐事件のためである。

 

発生した事件現場は世界第二位の大きな淡水湖として

知られるビクトリア湖である。北岸には首都カンパラ

等の都市があり、漁業や観光拠点地となっている。

毎年その湖畔で多くの国民がワニの餌食となるのだ。

 

 なぜ、これほどまでに人を襲うようになったのか。

その理由は規制を無視した漁民による魚の乱獲である。

これが原因となってビクトリア湖の魚が減少し、ワニ

が飢えたため人を襲うようになったのだ。

 

ちなみにワニが人肉を覚えるようになったエピソード

がこれだ。ウガンダにはかつてイディ・アミンという

大統領がいた。彼は虐殺した国民の肉を食べたと

言われていて、人食い大統領という異名を持つ。

 

そしてバラバラにした死体を流水口であるナイル川

投げ捨て、ワニに食べさせていたというのである。

人食い大統領が支配した国で人食いワニが出現している

のは出来すぎた話であり、事実は小説よりも奇なりである。